2019年9月19日

Blender2.8で360度画像を作成する

目次

  1. はじめに
  2. 3Dモデルの準備
  3. 環境テクスチャの設定
  4. 360度カメラの設定
  5. 画像サイズや画質の設定
  6. 画像のレンダリング
  7. まとめ

はじめに

今回はBlender2.8を使用して、3D空間を360度画像に書き出す方法をご紹介します!

【完成したものはこちら!】

3Dモデルの準備

Blender2.8を起動し、まずは3Dモデルを準備します。

【今回配置する3Dモデル】

↓ライトも追加して、ランダムに配置していきます。

次に、カメラを新規追加して、カメラを360度取り囲むようにモデルを配置します。
これで3Dモデルの準備は終わりです。

環境テクスチャの設定

次に、モデルの背景にこちらの360度画像を配置していきます。
(360度画像でなくても、普通のパターン素材の画像でも大丈夫です)

※「HDRI素材配布サイトまとめ | CGBeginner」より画像をお借りしました。
https://cgbeginner.net/hdri-footage/

「World」のサーフェス内にある、「カラー」の右側をクリックします。

メニューが開くので、「環境テクスチャ」を選びます。

すると、背景がピンク色になります。これはまだ配置する画像ファイルを読み込んでいないためです。

再び「World」のサーフェス内にある、「カラー」の下側にあるところから、画像を読み込みます。

すると3Dビュー上に、背景画像が配置されました。

POINT!!

もし背景が表示されない場合は、こちらを確認してください。

(1) シェーディングが「レンダー」になっているか (ショートカットキーは「Z」+ 「8」)

(2) レンダーのフィルム内にある「透過」のチェックを外す

360度カメラの設定

被写体の準備が整ったところで、360度画像に書き出す設定を行なっていきます。

配置したカメラを選択したのち、

(1)カメラの「レンズ」のタイプを「パノラマ状」に変更

(2)パノラマタイプが表示されるので「正距円筒図」を選択

これで360度(パノラマ状)設定が終わりました。

画像サイズや画質の設定

ここからの設定は、書き出したい画像サイズや画質の調整になるため、数値やレンダーエンジンはお好みで設定してください。

弊社では360度画像をWebVRに使用するため、以下のような値で設定しています。

レンダーの設定

(1) レンダーエンジンは「Cycles」

(2) サンプリングのレンダーは「170」

サンプリングとは?

レンダリング時に画像がギザギザしてしまうのを滑らかにさせるアンチエイリアス処理のこと。値が大きいほど滑らかになるが処理が重くなる。

画像サイズの設定

解像度(画像サイズ)は横「2840 px」×高さ「1600px」。
「%」は「100%」に設定。
(デフォルトの50%のままだと、半分の画像サイズになります)

ビューレイヤー

「デノイズ」にチェックを入れます。
半径:5px
強さ:0.55
特徴の強さ:0.55

に設定しました。

デノイズとは?

レンダリング画像のノイズ除去処理のこと。デノイズが強くなるほど詳細は目立たなくなり、処理は重くなる。

画像のレンダリング

設定が終わったら、最後に画像を書き出してみましょう。
画面上部のメニューにある「レンダー」から「画像をレンダリング」をクリックします。

画像が徐々にレンダリングしていくので待ちましょう。

レンダリングが終わったら、
「画像」から「名前をつけて保存」を選択し、好きな名前をつけて任意の場所に保存してください。

完成

画像がきちんと保存されているのを確認できたら完成です!

まとめ

以上、Blender2.8を使った360度画像の作成方法についてご紹介しました。
バージョン2.7でも、基本設定は同じなので参考までにご覧いただければと思います。

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しまだ

しまだ デザイナー

WebAR/VRのデザインと3DCG制作がメインです。 肩書きは「アニメ案件に関わりたいデザイナー」。

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