2021年7月16日

デザイン

デザイン心理学について

目次

  1. はじめに
  2. 事例
  3. まとめ

はじめに

今回はデザインと心理学についてご紹介したいと思います! そもそもデザインと心理学ってどのような関係性があるの?と思うかもしれませんが 何気なく利用してるアプリや街中で見てる看板、雑誌のレイアウトなど幅広い分野のデザインで活用されています。 その中でも幅広いデザインに使えそうだなと思ったものをいくつか見ていきましょう!

事例

フィッツの法則(アプリのナビゲーションやフォームなど)

フィッツの法則とは1954年にポール・フィッツによって提唱された法則で、PCやSPなどのデバイスを利用しているときの人間の行動をモデル化したものです。
例えばスマートフォンやタブレット端末ではスクリーン下部の要素は上部にある要素よりも押しやすいという事例があげられます。
 インスタグラムのようなSNSでもこのようによく使う項目が下の方に並べられてたりします! また、よくみるフォームにもフィッツの法則が利用されています。
送信ボタンを一番最後に置くことで、上から順に入力した場合、最後のフォーム入力から最短距離で送信ボタンを押すことができるので完了を目的としたデザインに設計されています。!

系列位置効果(ECサイトやサービスサイトなど)

そもそも系列位置効果とは??
人間がいくつかの情報を同時に覚えようとするとき、覚える順番によって記憶の度合いに差が生じる現象です。

 一般的に、物事を記憶するとき、情報の最初と最後は覚えていても中盤の部分は忘れやすい傾向にあります。 
この心理学が利用されてる例をあげてみましょう!
自社サービスのpalanARの場合だと3種類プランがある中から、ユーザーにARをまずはお試しから初めてほしいという情報を一番に伝えたいということから、一番上にその情報を掲載しています。
このように連続した項目の最初と最後の項目を思い出しやすいという心理学を使ってレイアウトを組むこともできます。

視線誘導(雑誌やポスターなど)

視線誘導は雑誌やポスター、広告などで利用されることが多いです
。
たとえば、人が雑誌やポスターを見るとき下によっぽど派手なものが配置されていない限り、このような目線の流れで見ることが多いとされています。 
国語の教科書や新聞などでも利用されているN型

雑誌などで利用されやすいZ型

サイトなどに利用されることが多いF型
このように人の目線の流れを考慮されてるデザイン心理学はWeb系からエディトリアルデザインまで幅広いところで利用されてます。

色彩心理学(色んな場面で利用できる)

おそらく色彩心理学は聞いたことある!という方も多いかと思います。
色が持つ影響力を利用し、ユーザーにより良い体験を届ける役割があります。
ざっくりそれぞれのカラーにはこのような影響力があります。

コーポレートサイトなどに青色が多いのも、青色がもつ「誠実さ」や「信頼」を表したいからかもしれません。
このように色が持つ影響力を利用し、ユーザーにとって良い体験をつくりだす効果があります。


まとめ

今回は幅広い分野のデザインで使われているものを紹介しました!
普段利用しているサービスや、よく見る広告にもこのようにデザイン心理学が活用されてると思うと少し見え方が変わってもっとデザインが好きになるかと思います!

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