2017年12月25日
デザイン
【Sketch初心者】キャラクターを作ろう!(Part.2)
はじめに
前回はキャラクターの輪郭をベクターツールを使って作成する手順を紹介しました!
今回は髪型や顔のパーツ、完成まで作っていきます。
【↓前回の記事はこちら!】
「【Sketch初心者】キャラクターを作ろう!(Part.1)」
https://bagelee.com/design/sketch/vector_character_sketch_beginners/
今回の記事で作っていく完成デモはこちらです!
髪型の作成
前回顔の輪郭を作成したのと同じように、ベクターツール(キーボード「V」)を使って髪型を作成します。
POINT!! 便利なショートカット
キーボード「V」=ベクターツール
以下の画像のように、大雑把に点をクリックして作成していきます。
後ほど曲線にしたり、点を追加・削除できるのでざっくりとで大丈夫です。
(解説のために、背景の顔は分かりやすいように透明度を下げています。)
次に、全ての点を選択するために、囲みたい点より外側をドラッグ&移動させて囲みます。
全て点が選択された状態で、右側のツールバーにある「Disconnected」をクリックします。
すると、以下のように画像に曲線が生まれました。
この1つ1つの点から伸びるハンドルをクリックして動かし、理想の髪型を作っていきましょう。
地道な作業になるので、好きな音楽を聴きながらやるのがオススメです。
髪型の完成
地道な作業の結果、以下のような髪型になりました!
個人的にサイドテールにしたいので、再度ベクターツールで新規レイヤーを作成しました。
サイドテールは、前髪と顔の輪郭より一番背後に設置したいので、
レイヤーも「前髪レイヤー」と「顔の輪郭レイヤー」より下に配置させます。
片目を作成
ショートカット「O」(ovalの略)を押して、縦長の円を作成します。
POINT!! 便利なショートカット
キーボード「O」=円形のオブジェクトを作成
目の中に変化をつけたいので、ベクターツールで以下のようなグレーの形と「O」で円を二つ作り、以下のように配置します。
次に、これら4つのレイヤーを「Shiftキー」、または「commandキー」を押しながら全て選択します。
その状態で「Mask」ボタンをクリックすると、一番下に配置されたレイヤーの範囲内の部分のみ表示されるようになります。
POINT!!
「Mask」=範囲からはみ出た部分を非表示にする。非常によく使う。
あとはベクターツールで線をたくさん重ねてまつげや眉を作成したり、
一番下に白丸を配置して片目の完成です!
ちなみに、どのような線を重ねたのかは 解説のために分解してお見せしますね。
こちらも非常に地道な作業です。線を重ね合わせたり、線の太さを一つ一つ変えたりしてそれっぽく見えるように作りました。
片方が完成したら、「optionキー」を押しながらレイヤーをドラッグして複製します。
次に右クリックで「Transform」→「Flip Horizontal」で反転させて両目の完成です!
その他顔パーツの作成
あとはベクターツールを使って同じように目と口を作ります。
顔のバランスは左右対象となるとキレイになります。
目尻のあたりが耳上、そして鼻下は耳下と平行になるように配置するとバランスが良くなりますよ。
また顔のパーツ同士が近いほど、幼く可愛い印象のイラストになります。
最後に洋服を作って完成!
それではベクターツールの使い方にも慣れてきたところで、最後に洋服を着せてあげて完成しましょう!
まとめ
以上、今回は2記事を通してSketchでキャラクターを作成する方法をお届けしました。
多用したベクターツールは、初めは少し扱いが難しく思えるかもしれませんが、どんな形のオブジェクトも作成できるスゴイ奴なので、どんどん使ってみてください。
今回作成した方法以外にも「もっと簡単な方法があるよ!」という方は、ぜひお気軽にメッセージください!
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