2018年6月15日
プログラミング
手書き風コンポーネント集wired-elements【今日のGitHubトレンド】
はじめに
GitHubのトレンドリポジトリを紹介するシリーズです。
今回は手書きワイヤーレベルのコンポーネントが使えるnpm、wired-elementsをご紹介します。
サービス開発において「デザインはまだ決まっていないけど先行して機能は作ってしまいたい」というケースはあると思います。
そんなときにmaterial UIやbootstrapを使用するのも良いですが、デザインを中途半端に当ててしまうより、ワイヤーだとわかるようなUIを当てられるのがwired-elementsです。
こんな手書き風なワイヤーを実装することができます!
これらは静的な画像ではなく、しっかりとオンオフにしたり動的な動きができることがポイントです!
wired-elementsとは
公式サイトが手書きでとてもかわいらしいのですが、説明がある通り手書き風のワイヤーコンポーネント集です。
フォームのパーツはもちろんこと、このようなパーツが用意されています。
カード
プルダウン
ハートボタン
プログレスバー
トグルボタン
インストールしてみる
では、実際に使っていきます。
今回Reactのプロジェクトで使用していきます。
まずはCreate React AppでReactアプリケーションを作っていきます。
詳細はこちらの記事でもご紹介しています。
npx create-react-app wired-react
そしてディレクトリを移動し、必要なライブラリをインストールします。
cd wired-react
yarn install
そしてwired-elements
をインストールします。
yarn add wired-elements
これで準備はOKです!
実際に使っていく
app.js
を更新していきます。
まずimport 'wired-elements';
でライブラリをインポートしていきます。
そしてこのようにJSX内にwired関連の記述をしましょう。
<wired-input placeholder="bagelee"></wired-input>
<wired-checkbox text="bagelee を見たことがある"></wired-checkbox>
<wired-checkbox text="bagelee をもっと読みたい"></wired-checkbox>
<wired-button >送信</wired-button>
そしてyarn start
するとこのような表示となります。
他のパーツを使いたい場合はこちらのリファレンスを読んでみてください。
ですが、もともとのソースコードもとてもシンプルなので、ソースコードをそのまま読むのでも良いかもしれません。
オーバーライドする為には
部分的に手書きのUIを変えたいなど、オーバーライド(上書き)したいケースもあると思います。
そういった場合には、package.json
の記述をこのようにしてyarn
コマンドで再インストールしましょう。
"dependencies": {
"react": "^16.4.1",
"react-dom": "^16.4.1",
"react-scripts": "1.1.4",
"wired-elements" : "eishis/wired-elements#master", // forkしてきたGitHubのmasterブランチを指定
"wired-elements" : "../wired-elements" // ローカルに保存されているwired-elementsを指定
}
まとめ
今回は手書きのコンポーネントを使うことができる、wired-elementsをご紹介しました。
色々とカスタマイズのPropsも公式サイトで紹介されているので、ぜひそちらもご覧ください。
また「もうちょっとこんな機能があったら良いのに」という場合には、ぜひforkしてオーバーライド、もしくはそこからプルリクエストを送り公式にリクエストしてみるのも良いかもしれません。
Reactのお仕事に関するご相談
Bageleeの運営会社、palanではReactに関するお仕事のご相談を無料で承っております。
zoomなどのオンラインミーティング、お電話、貴社への訪問、いずれも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
この記事は
参考になりましたか?
0
0
関連記事
2022年5月13日
Reactでオセロゲームを作る
2021年4月9日
Slack OAuth x React で Slack ユーザー認証を作ってみた!
2021年3月1日
Reactで使えるバリデーションライブラリを紹介!
2021年2月22日
Hasura Cloud × Auth0 × React でお手軽にTodoアプリを作ってみた!
2020年12月12日
Blitz.jsとTailwind CSSでメモ帳アプリの作成【第2弾】
2020年12月8日
コンポーネントを実装するときに意識すること
簡単に自分で作れるWebAR
「palanAR」はオンラインで簡単に作れるWebAR作成ツールです。WebARとはアプリを使用せずに、Webサイト上でARを体験できる新しい技術です。
palanARへpalanでは一緒に働く仲間を募集しています
正社員や業務委託、アルバイトやインターンなど雇用形態にこだわらず、
ベテランの方から業界未経験の方まで様々なかたのお力をお借りしたいと考えております。
運営メンバー
Eishi Saito 総務
SIerやスタートアップ、フリーランスを経て2016年11月にpalan(旧eishis)を設立。 マーケター・ディレクター・エンジニアなど何でも屋。 COBOLからReactまで色んなことやります。
sasakki デザイナー
アメリカの大学を卒業後、日本、シンガポールでデザイナーとして活動。
やまかわたかし デザイナー
フロントエンドデザイナー。デザインからHTML / CSS、JSの実装を担当しています。最近はReactやReact Nativeをよく触っています。
Sayaka Osanai デザイナー
Sketchだいすきプロダクトデザイナー。シンプルだけどちょっとかわいいデザインが得意。 好きな食べものは生ハムとお寿司とカレーです。
はらた エンジニア
サーバーサイドエンジニア Ruby on Railsを使った開発を行なっています
こぼり ともろう エンジニア
サーバーサイドエンジニア。SIerを経て2019年7月に入社。日々学習しながらRuby on Railsを使った開発を行っています。
ささい エンジニア
フロントエンドエンジニア WebGLとReactが強みと言えるように頑張ってます。
Damien
WebAR/VRの企画・開発をやっています。森に住んでいます。
ゲスト bagelee
かっきー
まりな
suzuki
miyagi
ogawa
雑食デザイナー。UI/UXデザインやコーディング、時々フロントエンドやってます。最近はARも。
いわもと
デザイナーをしています。 好きな食べ物はラーメンです。
taishi kobari
フロントエンドの開発を主に担当してます。Blitz.js好きです。
kubota shogo
サーバーサイドエンジニア。Ruby on Railsを使った開発を行いつつ月500kmほど走っています!
nishi tomoya
aihara
グラフィックデザイナーから、フロントエンドエンジニアになりました。最近はWebAR/VRの開発や、Blender、Unityを触っています。モノづくりとワンコが好きです。
nagao
SIerを経てアプリのエンジニアに。xR業界に興味があり、unityを使って開発をしたりしています。
Kainuma
サーバーサイドエンジニア Ruby on Railsを使った開発を行なっています
sugimoto
asama
ando
iwasawa ayane
oshimo
異業界からやってきたデザイナー。 palanARのUIをメインに担当してます。 これからたくさん吸収していきます!