2018年4月19日
デザイン
配色に迷った時に使えるカラーツール
はじめに
デザインを作る時にまず頭を悩ませがちなのが配色ですよね。
なんとなくこの色が良いかな〜というところまではサービスの雰囲気だったり、コンセプト、もしくは関連したサービスの色などで決まるのですが、そこから一つの色に絞るのが結構時間かかったりします。
やっと良い色が見つかった!と思っても、文字と合わせたらコントラストが足りなかった、とかアクセントカラーが見つからない…とか…。
そんな悩み多きデザイナーのために、今回は配色に迷った時に使えるカラーツールをいくつかご紹介します!ツールによって、色を絞るのに使ったり、合わせる色を選んだり、色を当て込んだときにサイトやアプリの全体の雰囲気を見れるものだったりと用途が別れてくるので、ぜひうまく使いこなしてください。
Color Hunt
様々な色のパレットをカード型で並べてくれるColor Huntは昔から愛用している配色を考えるためのサイトです。
プルダウンから「New」、「Hot」、「Popular」、「Random」とカードの並び順を変えることができます。
また、それぞれのカードにどれくらいハートがついているのか見えるので、王道のカラーパレットを選びたい方はハートが多いものを、ちょっとユニークであまり見ない配色を使いたい方はハートが少ないものにチャレンジしても良いかもしれません。
だいたい1日に1-2回ほど更新されているので、更新頻度も非常に高いです。
飽きずにいろんな配色を見つけることができるのでオススメです。
BrandColors
BrandColorsは様々な有名ブランドの配色を一覧で見ることができます。
ブランドのメインカラーだけでなく、アクセントやサブカラーも見れるので、全体的な色構成が見れて便利です。
ブランドを検索することもできますし、気になったブランドの配色にチェックをつけてダウンロードすることもできます。
調べ物をする時にも、色をパラパラと眺めたい時にも便利なツールです。
Coolors
Coolorsはとにかく早い配色ジェネレーターです。
iOSのアプリもあるので、ご興味がある方はこちらからダウンロードできます。
そのほかにも、PhotoshopやIllustratorのアドオン、クロームのエクステンションとしても使えるので、とても充実しています。
実際のジェネレーター画面はこちらです。
スペースキーを押すたびに色が変わるので、とにかく早くいろんな配色を試すことができます。
気に入った色はスペースキーを押しても変わらないようにロックできます。
また、一度作ったカラーパレットの彩度や明度を変えたりすることもできますし、色覚障害がある方がどのように見えるのか「color blindness」モードもあります。
Web Gradients / Eggradients
少し雰囲気が似ているので同時に紹介します。
Web Gradients、Eggradientsはグラデーションを集めてくれているサイトです。
EggradientsはそのままCSSコードを取ってくることができます、Web GradientsはCSSコードに加え、SketchやPhotoshopの配色パックもダウンロードできます。
グラデーションに関しては、さらに詳しくこちらの記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
【デザイン】最近のトレンドカラー、グラデーションとフラットデザイン2.0について
また、Eggradientsに関しては、こちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。
今週話題になったデザインニュース
Colormind
Colormindはディープラーニングを使った配色ジェネレーターです。
写真や映画、アートなどから配色を吐き出してくれます。
また、「Website Colors」と「Templates」メニューでは、様々なテンプレートにその配色を当てはめた状態を見せてくれるので、とても便利です。
このように配色は上にくっついた状態で、サイトの見た目を出してくれたり、コンポーネントの雰囲気を出してくれたり、とにかく便利です。
サイトの見た目
コンポーネント
こういったダッシュボードのUIに当てはめてくれることもできます。
ただし、注意点としては、ジェネレート時間が遅いので、とにかく早くいろんな配色を閲覧したい!という方には向いてないかも知れないです。
まとめ
以上、今回は配色に迷った時に使えるカラーツールをご紹介しました。
Coolorsのようにとにかく早くいろんな配色パターンをジェネレートしてくれるものから、ColormindのようにじっくりUIに当てはめて選ぶものまで様々なカラーツールをご紹介したので、ぜひ皆さんの用途にあったものを使ってくださいね。
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