2018年12月2日

マーケティング

Google Data Portalでデータを可視化する

目次

  1. はじめに
  2. Google Data Portalとは
  3. データソースを登録してみる
  4. レポートで可視化してみる
  5. まとめ

はじめに

新しい技術にチャレンジし続けるeishisのアドベントカレンダーDay2です!

eishisでは主にRubyを用いたWebシステムの開発、React Nativeによるシステム開発、JavaScriptによるWebVR/WebARの開発を行っています。

昨日はCSSの今とこれからについての記事でした。

PostCSSから5年、CSSの今とこれから

今回はGoogle Data Portal(旧Google Data Studio)を使用し、無料で様々なデータを可視化する方法をご紹介していきます。

Google Data Portalとは

Webサイトやサービスを運営していると、Google AnalyticsやGoogle Search Console、またサービス運営者はサービス側の管理画面と、「いくつものデータを見なければいけない」状況になることは多いのではないでしょうか。

どうしても異なるGoogle Analyticsなど、異なるサービス間のいくつも指標を見ていくのは大変です。
そこで、今回ご紹介するGoogle Data Portalをはじめダッシュボード系サービスが使われることが多くあります。

Google Data Portal以外だとRe:dashMetabase、また高度な分析機能を持つTableauDOMOを使われているところも多いと思います。

Re:dashのイメージ
dashboard.png (158.4 kB)

Google Data PortalはGoogle社が提供している、名前の通りポータルサービスです。
例えば分析レポートを複数人で共有できたり、PDFなどで出力することができます。
また、Google AnalyticsやGoogle Search Console、BigQueryともスムーズに連携できることも大きな魅力の1つです。

また、レイアウトも自由に組むことができ、それ故に慣れるまでの難しさがありますが、自分好みにカスタマイズすることもできます。
 2018-12-02 16.35.57.png (301.0 kB)

POINT!!

私は今までRe:dashを使うことが多かったのですが、Google Data Studioを使って驚いたのはその「自由さ」です。またテンプレートも豊富で、かっこよいデザインにすることが可能です。
また、Google製なので当然Googleサービスとの連携がしやすいメリットもあります。
Re:dashの場合は最近Google Analytics対応しましたが、他のSearch Console等と連携するのに外部APIなどを使用する必要がありましたが、Data Portalはそこも容易です。

また、テンプレートは公式のものだけでなく、投稿されているものも多く大変豊富です。

公式サイトのギャラリーより
 2018-12-02 16.39.06.png (1.9 MB)

データソースを登録してみる

Google Data Portalでは、作成するダッシュボードをレポート、そのデータ元をデータソースと呼びます。
データソースは先述のGoogle AnalyticsやGoogle Search Console、BigQueryをはじめとしてGoogle広告やYoutube アナリティクスやSpread SheetなどGoogle公式のものを選択することができます。

 2018-12-02 17.00.47.png (249.0 kB)

また、パートナーコネクタと呼ばれるサードパーティの開発者が開発したデータソースも使用することができます。

 2018-12-02 17.01.31.png (302.7 kB)

ユニークなものだとStar Wars APIという、映画STAR WARSの登場人物などのデータソースにアクセスできるものなどもあります。

では早速データソースを連携してみましょう。今回はBigQueryを選択してみます。
といっても、BigQueryを選択するとGoogleアカウントで紐付いているプロジェクトが出てくるだけなので、プロジェクトを選択するだけです!
2018-12-02_17_15_25.png (107.0 kB)

Googleのサービスならではの便利さですね!

レポートで可視化してみる

では、次にレポートを作成していきます。

わかりやすいものにしたいので、Search Console Reportを選択していきます。

2018-12-02_17_41_29.png (292.2 kB)

選択するとどのデータソースを使用するか、確認画面が出てきます。
通常は事前にデータソースを登録しておき選択しますが、今回はサンプルデータをそのまま使用します。
 2018-12-02 17.43.27.png (122.6 kB)

するとレポートの編集画面が現れます。
ここから、テンプレートのレイアウトをいじったり、新たなパーツを追加することができます。

 2018-12-02 17.45.04.png (878.0 kB)

メニューがとにかく豊富なので、最初は戸惑われると思います!
1つずつ解説していくのは大変なので、いくつかポイントだけご紹介します。

上の画像のように、グラフを選択すると右サイドメニューに、データソースやその中でどんな指標や時間とするかなど、詳細を選択することができます。
また、グラフの種類も変更することも可能です。

例えば今はインプレッション数のデータを折れ線グラフで見せていますが、このように棒グラフにしたりすることができます。

 2018-12-02 17.53.03.png (341.9 kB)

最後に大事な、リソースの追加もご紹介します。

まずリソースメニューから「追加済みのデータリソースの管理」を選択します。
 2018-12-02 18.00.11.png (123.2 kB)

ここから、データソースを追加することで新たにデータソースを追加することができます。
 2018-12-02 18.00.22.png (59.3 kB)

これで、例えばGoogle Search Consoleの検索キーワードを左において、右にGoogle Analyticsのページ毎のPVを置いたり、BigQueryのイベントを混ぜたりと、様々なリソースを集約させることができます。

まとめ

Google Data Portalはとにかくカスタマイズ要素がとても多いので、自由なレイアウトを組んだりデータをミックスして分析できたり、奥が深いポータルサービスです。

ですが、Google製のサービスと連携を簡単にできたり、レイアウトを自由に作ることができるなど、慣れてきたら手放せないサービスです。
他にも今回紹介しきれなかった機能などもあるので、また次回以降の記事でご紹介していきます!

Google Data Portalのお仕事に関するご相談

Bageleeの運営会社、palanではGoogle Data Portalに関するお仕事のご相談を無料で承っております。
zoomなどのオンラインミーティング、お電話、貴社への訪問、いずれも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。

無料相談フォームへ

3

0

AUTHOR

eishis

Eishi Saito 総務

SIerやスタートアップ、フリーランスを経て2016年11月にpalan(旧eishis)を設立。 マーケター・ディレクター・エンジニアなど何でも屋。 COBOLからReactまで色んなことやります。

アプリでもっと便利に!気になる記事をチェック!

記事のお気に入り登録やランキングが表示される昨日に対応!毎日の情報収集や調べ物にもっと身近なメディアになりました。

簡単に自分で作れるWebAR

「palanAR」はオンラインで簡単に作れるWebAR作成ツールです。WebARとはアプリを使用せずに、Webサイト上でARを体験できる新しい技術です。

palanARへ
palanar

palanはWebARの開発を
行っています

弊社では企画からサービスの公開終了まで一緒に関わらせていただきます。 企画からシステム開発、3DCG、デザインまで一貫して承ります。

webar_waterpark

palanでは一緒に働く仲間を募集しています

正社員や業務委託、アルバイトやインターンなど雇用形態にこだわらず、
ベテランの方から業界未経験の方まで様々なかたのお力をお借りしたいと考えております。

話を聞いてみたい

運営メンバー

eishis

Eishi Saito 総務

SIerやスタートアップ、フリーランスを経て2016年11月にpalan(旧eishis)を設立。 マーケター・ディレクター・エンジニアなど何でも屋。 COBOLからReactまで色んなことやります。

sasakki デザイナー

アメリカの大学を卒業後、日本、シンガポールでデザイナーとして活動。

yamakawa

やまかわたかし デザイナー

フロントエンドデザイナー。デザインからHTML / CSS、JSの実装を担当しています。最近はReactやReact Nativeをよく触っています。

Sayaka Osanai デザイナー

Sketchだいすきプロダクトデザイナー。シンプルだけどちょっとかわいいデザインが得意。 好きな食べものは生ハムとお寿司とカレーです。

はらた

はらた エンジニア

サーバーサイドエンジニア Ruby on Railsを使った開発を行なっています

kobori

こぼり ともろう エンジニア

サーバーサイドエンジニア。SIerを経て2019年7月に入社。日々学習しながらRuby on Railsを使った開発を行っています。

sasai

ささい エンジニア

フロントエンドエンジニア WebGLとReactが強みと言えるように頑張ってます。

damien

Damien

WebAR/VRの企画・開発をやっています。森に住んでいます。

ゲスト bagelee

ゲスト bagelee

かっきー

かっきー

まりな

まりな

suzuki

suzuki

miyagi

ogawa

ogawa

雑食デザイナー。UI/UXデザインやコーディング、時々フロントエンドやってます。最近はARも。

いわもと

いわもと

デザイナーをしています。 好きな食べ物はラーメンです。

kobari

taishi kobari

フロントエンドの開発を主に担当してます。Blitz.js好きです。

shogokubota

kubota shogo

サーバーサイドエンジニア。Ruby on Railsを使った開発を行いつつ月500kmほど走っています!

nishi tomoya

aihara

aihara

グラフィックデザイナーから、フロントエンドエンジニアになりました。最近はWebAR/VRの開発や、Blender、Unityを触っています。モノづくりとワンコが好きです。

nagao

SIerを経てアプリのエンジニアに。xR業界に興味があり、unityを使って開発をしたりしています。

kainuma

Kainuma

サーバーサイドエンジニア Ruby on Railsを使った開発を行なっています

sugimoto

sugimoto

asama

ando

iwasawa ayane

oshimo

yoko oshimo

異業界からやってきたデザイナー。palanARのUIをメインに担当してます。これからたくさん吸収していきます!

CONTACT PAGE TOP