2018年3月29日

プログラミング

DatePickerIOSで日付を設定する 【これからはじめるReact Native】

目次

  1. はじめに
  2. DatePickerIOSを使ってみる
  3. まとめ

はじめに

前回はTouchableOpacityコンポーネントを使い、カウントアップするサンプルを作ってみました。
今回は日付・時刻入力の為のDatePickerIOSコンポーネントをご紹介します。

このコンポーネントは名前の通り、iOS用のコンポーネントです。
iOSユーザーの方は経験されたことがあると思いますが、このような動きをするコンポーネントです。
DatePicker

ちなみに、Androidで実行するとこのようになります。
 2018-02-28 22.44.38.png (34.7 kB)

DatePickerIOSを使ってみる

では、今回のコードを見ていきます。

コードの解説

では、コードの詳細を見ていきます。

import { DatePickerIOS, View, StyleSheet } from 'react-native';

こちらでDatePickerIOSコンポーネントをインポートしています。

  state = { chosenDate: new Date() };

Dateクラスからnewでインスタンス生成することで、現在時刻を取得することができます。
その値をstatechosenDateに設定しています。

  setDate = (newDate) => {
    this.setState({
      chosenDate: newDate
    })
  }

後ほど見ますが日付が変更されたときに発動するメソッドです。
アロー関数でstatechosenDateに渡ってきたnewDate(日付情報)を設定しています。

<DatePickerIOS
  date={this.state.chosenDate}
  onDateChange={this.setDate}
/>

DatePickerIOSコンポーネントを使用しています。
dateは表示する日付を指定するpropsです。
ここではstatechosenDateが設定されます。

onDateChangeは日付に変更があったとき(このピッカーが回されたとき)に発動するイベントです。
先程のsateDateメソッドを呼び出しています。

その他のprops

他にも日付の最小最大値を設定可能な、minimumDatemaximumDateもあります。
いつまでも未来日付を設定できては困る場合や、過去日は指定できなくする場合などに使用します。
また、modeを指定することで、日付単位のピッカーとするか、時刻単位でのピッカーにするか指定できます。
propsの値としては、datetimedatetimeが設定でき、今回のように指定がないデフォルトの場合はdatetimeとなります。

日付に関して設定した場合、minuteInterval を設定することで、何分刻みにピッカーを表示するかも指定可能です。

Image uploaded from iOS.png (78.2 kB)
15分刻みでTime表示にしてみた際の画面

POINT!!

今回のコードをそのまま使った場合、Androidユーザーに同じコードを提供するとエラーが出たままとなってしまいます。
そういった場合はOSを判定し、iOSと判定された場合にのみ今回のDatePickerIOSを使用すべきです。
そんなときはif (Platform.OS === 'iOS')のような形でPlatform.OSを使ってOS判定をしてみてください。

まとめ

今回はDatePickerIOSコンポーネントの使い方、また補足でOSの判定方法について解説しました。
React NativeはiOS、Androidどちらも同時に開発が可能ですが、やはりOSに特化したコンポーネントや処理というのは発生してきます。
そんなときには上手くOS判定を行い、どちらも対応できるようにしていくのが良いでしょう。

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