2018年3月13日

プログラミング

Pickerを使ってみる【これからはじめるReact Native】

目次

  1. はじめに
  2. Pickerを使ってみる
  3. まとめ

はじめに

前回はWebViewの使用方法をご紹介しました。

WebViewを使ってみる 【これからはじめるReact Native】


今回は選択肢を回転させながら選択できる、Pickerの使い方をご紹介します。

イメージが湧きづらいと思いますが、このようなものがPickerです。

tst.gif (32.7 kB)

 

Picker

では、今回もExpoで開発していきます。
サンプルコードはこちらです。

ポイントを解説していきます。

まずこちらでPickerコンポーネントをインポートしています。
import { Picker, Text, View, StyleSheet } from 'react-native';

  constructor(props) {
    super(props)
    this.state = {
      job: '',
    }
  }

次にこちらでstateの初期化を行っています。jobというkeyに値を設定しています。

<Picker
  style={[styles.picker]} itemStyle={styles.pickerItem}
  selectedValue={this.state.job}
  onValueChange={(itemValue) => this.setState({job: itemValue})}
>
  <Picker.Item label="アプリ開発" value={1} />
  <Picker.Item label="インフラ構築" value={2} />
  <Picker.Item label="メディア運営" value={3} />
  <Picker.Item label="Webデザイン" value={4} />
</Picker>

selectedValue={this.state.job}
selectedValue というpropsは、選択された値がどの値なのか指定するものです。
わかりづらいかもしれませんが、例えば selectedValue={3}
このようにすると値が3である「メディア運営」がどの値を選んでも選択されます。

onValueChange={(itemValue) => this.setState({job: itemValue})}
onValueChangeはPicker.Itemが選択されたときに発動します。
そして{(itemValue) => this.setState({job: itemValue})} は、itemValueには、その次のPicker.Itemvalueが入ります。
そしてthis.setState({job: itemValue}) で初期化したjobitemValue、つまりPicker.Itemvalueが入る形となります。

  <Picker.Item label="アプリ開発" value={1} />
  <Picker.Item label="インフラ構築" value={2} />
  <Picker.Item label="メディア運営" value={3} />
  <Picker.Item label="Webデザイン" value={4} />

こちらでは、Pickerの選択肢を指定しています。
labelに表示する名前、そしてvalueに設定する値を指定しています。

つまり、まとめるとこのような流れになります。

  1. constructorstateを初期化
  2. PickerItemが選択されるとonValueChangeが走り、statejobvalueが設定される
  3. selectedValueの値にthis.statejob、つまり2で設定されたvalueが設定される(Pickerで選択されたものが表示される)

まとめ

Pickerの動きについてご説明しました。
シンプルな動きですが、stateonValueChangeの動きなどは他のコンポーネントにも応用できる考え方の為、ぜひ理解しておきましょう。
また、iOSやAndroidのOS毎に異なる動きをするものなので、どちらもOSでも確認してみてください。
どのPropsがどのOSに対応しているかはこちらのリファレンスをご参照ください。
Picker 公式リファレンス

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