2017年8月10日
デザイン
【フォント】世界初のパラメトリックGoogleフォントとは?


はじめに
本記事では世界初のパラメトリックGoogleフォント、スペクトラルについてご紹介します。そもそも、パラメトリックフォントとはなんなのか、また、スペクトラルとはどういったフォントなのか、ご説明します!
パラメトリックフォントとは
そもそも、パラメトリックフォント(アリゴリズミックタイポグラフィ)とはなんなのでしょうか?

従来のフォントはフォントデザイナーの方がグラフィックデザインツールなどを使用し、それぞれの文字の形を細かく決めていきますが、パラメトリックフォントの場合、数学者がフォントのそれぞれの属性(太さ、幅、高さ、コントラスト、角のマルサなど)にアルゴリズムを定義し、フォントを作成します。
つまり、フォントが1セットしかなくても、アルゴリズムでオリジナルのフォントの様々な属性(太さ、幅、高さ、コントラスト、角のマルサなど)を変更することにより、何通りものフォントが出来上がります。
パラメトリックフォント(アルゴリズミックフォント)についてさらに詳しく知りたい方は、「文字による文字のための文字のサイト、type.center」をご覧ください。

特に、日本のグラフィックデザイナー、永原康史氏の「パラメトリック・タイポグラフィ」がおすすめです。
「パラメトリック・タイポグラフィ」永原康史氏

スペクトラルで遊ぼう!
実際にスペクトラルを触ってみたほうがわかりやすいので、こちらからスペクトラルの仕組みをご覧ください。

具体的に変更できるものは以下です。
アパチャー
アパチャーとは文字の中に含まれる空間を指します。
マウスを左に持ってくると空間が増え、右に持ってくると空間が閉じます。

セリフの幅、高さ
アルファベットの先についているとんがっている部分のことを「セリフ」と言いますが、その「セリフ」の高さと幅を変更することができます。

文字の太さ
こちらは、そのままですが、文字を太くした時にカーブが滑らかではなくなってしまうのが少し気になります。

数字形式の変更
ローマ数字で表記するか、アラビア数字で表示するかも変更することができるようです。
これは、すごい!

文字の幅
あまり文字の幅を変えることはないですが、どっしりとした印象をもたせたければ、
少し幅を広めると良いかもしれません。

セリフの高さとセリフのカーブ
セリフの高さは先ほどと同じですが、こちらではセリフのカーブを滑らかにするか、シャープにするか選ぶことができます。

文字のカーブ
英字の「o」、「e」、「c」などカーブがある文字のカーブの滑らかさを変更することができます。

文字のコントラスト
「コントラスト」とは横画と縦画の太さの比率のことです。
コントラストが少ないほど、どっしりとした印象に、逆に多いほど繊細な印象の文字ができます。

おまけ:文字の太さ
文字の太さは先ほどお見せしましたが、こちらは文字ではなく、文章の文字の太さが変更します。
文章で見ると、また違った印象になり、面白いです。

まとめ
以上です。パラメトリックフォントが普及するとフォントデザイナーの仕事が減るかもしれない、と懸念されています。しかし、今回のサンプルを見ると、普段フォントデザイナーさんがされている緻密なデザインとパラメトリックフォントが私たちにもたらす柔軟性は考え方としてはかなり違うものなのではないかと感じました。
ぜひ、皆さんもフォントで遊ぶ、という気持ちでパラメトリックフォントを触ってみてください。
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