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Reactでスマートスピーカーのコマンド発音サービスを作ろう(2)【作りながら覚えるReact】

目次

  1. はじめに
  2. UIを作っていく
  3. コンポーネントを追加する
  4. Propsを渡す
  5. まとめ

 

はじめに

Reactの基本をサービスを作りながら学んでいくシリーズの第二回!
前回はCreate React Appを使い、スマートスピーカーの発音サービス(Smart Speaker’s Commands Speaker)を作っていきました。

Reactでスマートスピーカーのコマンド発音サービスを作ろう(1)【作りながら覚えるReact】


今回はJSXを使用しUIを作っていきます。
また、コンポーネントを追加する方法もご紹介します。

_2018-05-07 14.28.20.png (106.5 kB)

UIを作っていく

前回はBootstrapとFont AwesomeをCDNから呼び出しましたね。
今回はそれらを使用し、JSXでデザインを作っていきます。

src/app.js

import React, { Component } from 'react';
import './App.css';

class App extends Component {
  render() {
    return (
      <div>
        <div className="bg-dark">
            <div className="container">
              <div className="row">
                <div className="col-sm-2 col-md-2 py-3">
                  <h4 className="text-white">
                  <i className="fas fa-microphone"></i>
                     SSCS
                  </h4>
                </div>
                <div className="col-sm-10 col-md-10 py-3">
                  <p className="text-white">スマートスピーカーのコマンド発音代行サービス</p>
                </div>
              </div>
            </div>
          </div>
        <div className="jumbotron">
          <header className="text-center">
            <h2>Smart Speaker's Commands Speaker (SSCS)</h2>
            <p>スマートスピーカーのコマンドを日本語で発音して代行してくれるサイトです。コマンドをクリックすると発音されます。<br/>
              コマンドの追加は<a href="https://github.com/eishis/smart-speakers-commands-speaker" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちらから</a>お願いします。
            </p>
          </header>
        </div>
        <div className="container">
          <div className="row">
            <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
              <h2><i className="fab fa-amazon"></i> Alexa</h2>
              <div className="row">
                <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
                  <button className="card">
                    <div className="card-body">
                      <h4 className="card-title text-left">
                        <i className="fas fa-play"></i> 
                        音楽かけて
                      </h4>
                      <p className="card-text text-left">
                        ランダムで音楽をかけてくれるコマンドです。
                      </p>
                    </div>
                  </button>
                </div>
              </div>
            </div>
            <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
              <h2><i className="fab fa-google"></i> Google Home</h2>
              <div className="row">
                <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
                  <button className="card">
                    <div className="card-body">
                      <h4 className="card-title text-left">
                        <i className="fas fa-play"></i> 
                        音楽かけて
                      </h4>
                      <p className="card-text text-left">
                        ランダムで音楽をかけてくれるコマンドです。
                      </p>
                    </div>
                  </button>
                </div>
              </div>
            </div>
          </div>
        </div>
      </div>
    );
  }
}

export default App;

基本的にHTMLとほぼ同じような形で書いています。
classではなくclassNameであるところがポイントです。

これでコマンドを1つずつ追加していけば、一応はUIは出来上がりそうですね。

コンポーネントを追加する

これでもUIは問題なさそうですが、1つずつコマンドを追加していくのは大変そうです。

また、 前回 の記事にあったReactの特徴として Component-Based の説明として「コンポーネントは再利用することができ、より効率的なUI構築を可能にします。」とありました。
このコマンドを表示する部分については、コンポーネントを使用することで再利用していくのが良さそうですね。

ディレクトリ

Reactのディレクトリ構成については好みもありますが、今回はsrcの下にcomponentsというディレクトリを作り、その中に共通のパーツを入れていきましょう。
speaker_button.js というファイルを作っていきます。

src/components/speaker_button.js

import React, { Component } from 'react';

export default class SpeakerButton extends Component {
  render() {
    return (
      <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
        <button className="card">
          <div className="card-body">
            <h4 className="card-title text-left">
              <i className="fas fa-play"></i> 
              音楽かけて
            </h4>
            <p className="card-text text-left">
              ランダムで音楽をかけてくれるコマンドです。
            </p>
          </div>
        </button>
      </div>
    );
  }
}

前回学んだJSXですね。
app.jsで2回呼び出されていたコマンド発音ボタンについて、共通化しコンポーネント化しました。

AlexaとGoogle Homeでコマンドが異なるケースがありますが、その対策は後ほどpropsを使っていきます。

では、このコンポーネントをapp.jsから呼び出してみましょう。
とはいっても何も難しいことはなく、importで先程のコンポーネントから、exportしていたクラス名であるSpeakerButtonを呼び出すだけです。

import React, { Component } from 'react';
import './App.css';
import SpeakerButton from './components/speaker_button';

class App extends Component {
  render() {
    return (
      <div>
        <div className="bg-dark">
            <div className="container">
              <div className="row">
                <div className="col-sm-2 col-md-2 py-3">
                  <h4 className="text-white">
                  <i className="fas fa-microphone"></i>
                     SSCS
                  </h4>
                </div>
                <div className="col-sm-10 col-md-10 py-3">
                  <p className="text-white">スマートスピーカーのコマンド発音代行サービス</p>
                </div>
              </div>
            </div>
          </div>
        <div className="jumbotron">
          <header className="text-center">
            <h2>Smart Speaker's Commands Speaker (SSCS)</h2>
            <p>スマートスピーカーのコマンドを日本語で発音して代行してくれるサイトです。コマンドをクリックすると発音されます。<br/>
              コマンドの追加は<a href="https://github.com/eishis/smart-speakers-commands-speaker" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちらから</a>お願いします。
            </p>
          </header>
        </div>
        <div className="container">
          <div className="row">
            <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
              <h2><i className="fab fa-amazon"></i> Alexa</h2>
              <div className="row">
                <SpeakerButton>
                </SpeakerButton>
              </div>
            </div>
            <div className="col-sm-6 mb-2 mt-2">
              <h2><i className="fab fa-google"></i> Google Home</h2>
              <div className="row">
                <SpeakerButton>
                </SpeakerButton>
              </div>
            </div>
          </div>
        </div>
      </div>
    );
  }
}

export default App;
<SpeakerButton>
</SpeakerButton>

発音ボタン部分がだいぶコンパクトになりましたね。

Propsを渡す

先程補足でも記載しましたが、今のところだとSpeakerButton内では、Google Homeなのか、Alexaのボタンなのかという情報がわかりません。
ですが、実際に発音する際にはGoogle HomeとAlexaでは呼びかけのセリフが異なりますし、そもそもコマンドが異なってくるケースがあります。

まず、AlexaのSpeakerButtonなのかGoogle HomeのSpeakerButtonなのかがわかるようにする必要がありそうです。

そんなときはPropsを使用します。

Propsとは

Propsは、コンポーネント呼び出し時に設定する属性値(情報)です。当然、呼び出されたコンポーネントの中でも属性値を参照することができます。
また、値については一回値を設定した後は変更ができない、という性質を持っています。

つまり、今回のケースだとApp.js内からSpeakerButtonを利用する際にPropsを設定することができますが、子コンポーネント内でPropsの書き換えはできません。(参照はできる)

具体的な使い方としては、
<コンポーネント Props名= 値>
のような形で設定します。

例えば今回のような場合だと、このようになります。

<SpeakerButton speaker_type="alexa">
</SpeakerButton>
<SpeakerButton speaker_type="google">
</SpeakerButton>

speaker_typeにalexa(google)を設定しSpeakerButtonコンポーネントを呼び出しています。

呼び出された側では、this.props.Props名で取り出すことができます。
今回の場合this.props.speaker_typeでalexaかgoogleかの値を取得します。

speaker_button.js でこのようにspeaker_typeの値を表示させてみましょう。

<h4 className="card-title text-left">
  <i className="fas fa-play"></i> 
  {this.props.speaker_type}音楽かけて
</h4>

すると、こちらのようにPropsとして指定したspeaker_typeが表示されるはずです。
 2018-05-13 0.57.24.png (40.4 kB)

JSX内では中括弧{}で囲むことでJavaScriptの式を中に書くことができます。

まとめ

今回はJSXでUIを作っていきました。
また共通部分をコンポーネント化し、コードをすっきりさせ、Propsの渡し方も解説していきました。
次回はコマンドの表示部分とデータ部分を分割し、実際に発音もさせていきます。