2018年3月29日
プログラミング
DatePickerIOSで日付を設定する 【これからはじめるReact Native】
はじめに
前回はTouchableOpacity
コンポーネントを使い、カウントアップするサンプルを作ってみました。
今回は日付・時刻入力の為のDatePickerIOS
コンポーネントをご紹介します。
このコンポーネントは名前の通り、iOS用のコンポーネントです。
iOSユーザーの方は経験されたことがあると思いますが、このような動きをするコンポーネントです。
DatePickerIOSを使ってみる
では、今回のコードを見ていきます。
コードの解説
では、コードの詳細を見ていきます。
import { DatePickerIOS, View, StyleSheet } from 'react-native';
こちらでDatePickerIOS
コンポーネントをインポートしています。
state = { chosenDate: new Date() };
Date
クラスからnew
でインスタンス生成することで、現在時刻を取得することができます。
その値をstate
のchosenDate
に設定しています。
setDate = (newDate) => {
this.setState({
chosenDate: newDate
})
}
後ほど見ますが日付が変更されたときに発動するメソッドです。
アロー関数でstate
のchosenDate
に渡ってきたnewDate
(日付情報)を設定しています。
<DatePickerIOS
date={this.state.chosenDate}
onDateChange={this.setDate}
/>
DatePickerIOS
コンポーネントを使用しています。
date
は表示する日付を指定するpropsです。
ここではstate
のchosenDate
が設定されます。
onDateChange
は日付に変更があったとき(このピッカーが回されたとき)に発動するイベントです。
先程のsateDate
メソッドを呼び出しています。
その他のprops
他にも日付の最小最大値を設定可能な、minimumDate
やmaximumDate
もあります。
いつまでも未来日付を設定できては困る場合や、過去日は指定できなくする場合などに使用します。
また、mode
を指定することで、日付単位のピッカーとするか、時刻単位でのピッカーにするか指定できます。
props
の値としては、date
、time
、datetime
が設定でき、今回のように指定がないデフォルトの場合はdatetime
となります。
日付に関して設定した場合、minuteInterval
を設定することで、何分刻みにピッカーを表示するかも指定可能です。
POINT!!
今回のコードをそのまま使った場合、Androidユーザーに同じコードを提供するとエラーが出たままとなってしまいます。
そういった場合はOSを判定し、iOSと判定された場合にのみ今回のDatePickerIOSを使用すべきです。
そんなときはif (Platform.OS === 'iOS')
のような形でPlatform.OSを使ってOS判定をしてみてください。
まとめ
今回はDatePickerIOS
コンポーネントの使い方、また補足でOSの判定方法について解説しました。
React NativeはiOS、Androidどちらも同時に開発が可能ですが、やはりOSに特化したコンポーネントや処理というのは発生してきます。
そんなときには上手くOS判定を行い、どちらも対応できるようにしていくのが良いでしょう。
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