2021年12月5日

デザイン

【CSS】CSSだけでアコーディオンを作る方法

目次

  1. はじめに
  2. 今回作成していくもの
  3. HTML解説
  4. CSS解説
  5. まとめ

はじめに

この記事は新しい技術にチャレンジし続けるpalanのアドベントカレンダーDay5の記事です!

昨日は「GLSLを使用した透過動画の実装方法(半透明要素がない場合)」についての記事でした。

GLSLを使用した透過動画の実装方法(半透明要素がない場合)

今回はCSSだけでアコーディオンを作る方法をご紹介します。
最近はHTMLとCSSの使い方次第でできることが非常に多くなっているので、アコーディオンなどちょっと動きがあるものでもJavaScriptを使わず作ることが可能です。

ただし、アクセシビリティを考えた際に、やはりJavaScriptを使用した方が良い場合もあるので実装する選択肢の1つとして参考にしていただければと思います。

image.png (778.6 kB)

今回作成していくもの

まずは、今回作成していくデモをご紹介します。

今回作成していくデモはこちらです。

See the Pen
Untitled
by Ayaka Sasaki (@ayausaspirit)
on CodePen.

HTML解説

HTMLのソースコード

では、中身のソースコードを見て行きましょう。

まず、今回の1つのアコーディオンのHTMLはこのようになっています。

<details class="c-accordion">
  <summary class="c-accordion_ttl">Q. CSSのみでアコーディオンを作ることはできますか?  </summary>
  <p class="c-accordion_txt">
    はい、detailsとsummary要素を使用していただくことで、HTMLのみでアコーディオンの挙動を作成することができます。<br>
    また、CSSを付与することで、デザインもお好きに変更していただくことができます。
    アコーディオンが開いているときのスタイルははsummary要素の[open]属性を使ってデザインしていきましょう。
  </p>
</details>

ポイント1: details, summary要素

今回のHTMLの実装において大事なのがdetailsとsummary要素です。

detailsとsummary要素とは?

<details>, <summary>というのは詳細折りたたみ要素を作成するための要素です。
<details>では、折りたたみ要素が「開いた」状態になったときの情報を表示させます。折りたたみ要素が「閉じた」ときにも見える概要やラベルは <summary> 要素を使用して書いていきます。

実は、<details><summary>要素だけでもシンプルなアコーディオンを作成することができます。

<details>
    <summary>シンプルなアコーディオン</summary>
    シンプルなアコーディオンをサンプルです。
</details>

こちらを実装するとこのような見た目になります。

1.gif (13.1 kB)

これだけでとても簡単にアコーディオンを実装することができるのです!
そのため、今回はこちらのHTMLをベースにスタイルをカスタマイズしていきます。

クラスをつけていく

次に、それぞれにスタイルを当てられるようにクラスをつけておきましょう。
これだけで、HTMLの準備はバッチリです!

<details class="c-accordion">
  <summary class="c-accordion_ttl">Q. CSSのみでアコーディオンを作ることはできますか?  </summary>
  <p class="c-accordion_txt">
    はい、detailsとsummary要素を使用していただくことで、HTMLのみでアコーディオンの挙動を作成することができます。<br>
    また、CSSを付与することで、デザインもお好きに変更していただくことができます。
    アコーディオンが開いているときのスタイルははsummary要素の[open]属性を使ってデザインしていきましょう。
  </p>
</details>

HTMLの解説は以上です。

CSS解説

次にCSSを見ていきます。

CSSの全体像:

/*今回のメインカラーを定義*/
:root {
  --main-bg-color: #4a90e2;
}
/*アコーディオン全体のスタイル*/
.c-accordion {
  width: 100%;
  max-width: 700px;
  margin-left: auto;
  margin-right: auto;
  margin-top: 80px;
  border-radius: 8px;
  border-style: solid;
  border-width: 4px;
  border-color: var(--main-bg-color);
  margin-bottom: 32px;

/*タイトルのデザインと「+」ボタン*/
  &_ttl {
    background-image: url("data:image/svg+xml,%3Csvg width='28' height='29' viewBox='0 0 28 29' fill='none' xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%3E%3Cpath d='M14 28.4248C21.732 28.4248 28 22.1568 28 14.4248C28 6.69282 21.732 0.424805 14 0.424805C6.26801 0.424805 0 6.69282 0 14.4248C0 22.1568 6.26801 28.4248 14 28.4248Z' fill='%234A90E2'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M13.5629 9.44141C13.8797 9.44141 14.1452 9.70697 14.156 10.0346L14.4282 18.3384C14.4389 18.666 14.1908 18.9316 13.8739 18.9316C13.5571 18.9316 13.2915 18.666 13.2808 18.3384L13.0086 10.0346C12.9979 9.70697 13.246 9.44141 13.5629 9.44141Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M9.12875 14.186C9.11801 13.8584 9.36616 13.5928 9.683 13.5928H17.7147C18.0315 13.5928 18.2971 13.8584 18.3078 14.186C18.3186 14.5136 18.0704 14.7791 17.7536 14.7791H9.72188C9.40504 14.7791 9.13948 14.5136 9.12875 14.186Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3C/svg%3E%0A");
    background-position: right 24px center;
    background-size: 28px;
    background-repeat: no-repeat;
    list-style: none;
    padding: 32px;
    cursor: pointer;
    font-size: 18px;
    color: var(--main-bg-color);
    font-weight: bold;
  }
  /*開いているときに適用するスタイル*/
  &[open] &_ttl {
    background-image: url("data:image/svg+xml,%3Csvg width='29' height='29' viewBox='0 0 29 29' fill='none' xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%3E%3Cpath d='M14.2339 28.4248C21.9659 28.4248 28.2339 22.1568 28.2339 14.4248C28.2339 6.69282 21.9659 0.424805 14.2339 0.424805C6.5019 0.424805 0.233887 6.69282 0.233887 14.4248C0.233887 22.1568 6.5019 28.4248 14.2339 28.4248Z' fill='%234A90E2'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M9.36264 14.186C9.35191 13.8584 9.60005 13.5928 9.9169 13.5928H17.9486C18.2654 13.5928 18.531 13.8584 18.5417 14.186C18.5524 14.5136 18.3043 14.7791 17.9874 14.7791H9.95578C9.63894 14.7791 9.37338 14.5136 9.36264 14.186Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3C/svg%3E%0A");
  }
/*開いときの中身のテキスト*/
  &_txt {
    padding: 32px;
    padding-top: 0;
    margin-top: 0;
    color: #222222;
  }

CSSのポイント

大事なところは下記2部分です。
list-style: none;で既存のスタイルを打ち消す
[open]属性で開いているときのスタイルを設定する

それでは、上から順番に解説します。

アコーディオンのスタイル

/*アコーディオン全体のスタイル*/
.c-accordion {
  width: 100%;
  max-width: 700px;
  margin-left: auto;
  margin-right: auto;
  margin-top: 80px;
  border-radius: 8px;
  border-style: solid;
  border-width: 4px;
  border-color: var(--main-bg-color);
  margin-bottom: 32px;

最初の.c-accordionの部分はアコーディオンの全体としての見た目を設定しています。
今回はボーダーで1つ1つのアコーディオンを区切るようなデザインにしていますが、こちらを変更したい場合は.c-accordionの中身を変更していただければOKです!

アコーディオンのタイトルと「+」ボタン

次の.c-accordion_ttl部分を見ていきます。
&_ttl となっていますが、こちらはSCSS記法で、CSSにコンパイル後には.c-accordion_ttlとなります。

/*タイトルのデザインと「+」ボタン*/
  &_ttl {
    background-image: url("data:image/svg+xml,%3Csvg width='28' height='29' viewBox='0 0 28 29' fill='none' xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%3E%3Cpath d='M14 28.4248C21.732 28.4248 28 22.1568 28 14.4248C28 6.69282 21.732 0.424805 14 0.424805C6.26801 0.424805 0 6.69282 0 14.4248C0 22.1568 6.26801 28.4248 14 28.4248Z' fill='%234A90E2'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M13.5629 9.44141C13.8797 9.44141 14.1452 9.70697 14.156 10.0346L14.4282 18.3384C14.4389 18.666 14.1908 18.9316 13.8739 18.9316C13.5571 18.9316 13.2915 18.666 13.2808 18.3384L13.0086 10.0346C12.9979 9.70697 13.246 9.44141 13.5629 9.44141Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M9.12875 14.186C9.11801 13.8584 9.36616 13.5928 9.683 13.5928H17.7147C18.0315 13.5928 18.2971 13.8584 18.3078 14.186C18.3186 14.5136 18.0704 14.7791 17.7536 14.7791H9.72188C9.40504 14.7791 9.13948 14.5136 9.12875 14.186Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3C/svg%3E%0A");
    background-position: right 24px center;
    background-size: 28px;
    background-repeat: no-repeat;
    list-style: none;
    padding: 32px;
    cursor: pointer;
    font-size: 18px;
    color: var(--main-bg-color);
    font-weight: bold;
  }

HTMLの<details><summary>要素には、デフォルトで三角の開閉のようなデザインがついています。

1.gif (13.1 kB)

今回はこちらを打ち消して、別のスタイルをつけたいため、 list-style: none;と設定することで、デフォルトの三角を消すことができます。

また、 background-imageは「+」ボタンの設置のために入れています。CSSのみで開いている時と閉じているときのスタイルを設定するため、画像は直接ではなくCSSの背景画像として入れることをオススメします。

アコーディオンが開いているときの表示

次に見ていくコードはこちらです:

/*開いているときに適用するスタイル*/
  &[open] &_ttl {
    background-image: url("data:image/svg+xml,%3Csvg width='29' height='29' viewBox='0 0 29 29' fill='none' xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%3E%3Cpath d='M14.2339 28.4248C21.9659 28.4248 28.2339 22.1568 28.2339 14.4248C28.2339 6.69282 21.9659 0.424805 14.2339 0.424805C6.5019 0.424805 0.233887 6.69282 0.233887 14.4248C0.233887 22.1568 6.5019 28.4248 14.2339 28.4248Z' fill='%234A90E2'/%3E%3Cpath fill-rule='evenodd' clip-rule='evenodd' d='M9.36264 14.186C9.35191 13.8584 9.60005 13.5928 9.9169 13.5928H17.9486C18.2654 13.5928 18.531 13.8584 18.5417 14.186C18.5524 14.5136 18.3043 14.7791 17.9874 14.7791H9.95578C9.63894 14.7791 9.37338 14.5136 9.36264 14.186Z' fill='white' stroke='white' stroke-width='2' stroke-linecap='round' stroke-linejoin='round'/%3E%3C/svg%3E%0A");
  }

こちらで、アコーディオンが開いたときのスタイルを記述しています。今回の場合は、「+」のボタンを「ー」にしたいので、そのように変更しておきます。

画像形式、dataURLについて

今回の背景画像の書き方を見ていただくと、少しURLが不思議なことになっていることに気づかれる方もいらっしゃるかもしれないです。画像には普段表示させるような<img src="./img/hoge.png"><img src="http://example.com/hoge.png""> などの表示のさせ方ではなく、CSSファイルに直接画像データを書く方法があり、それをdataURL形式と呼びます。dataURL形式で画像を書くことにより、コードやファイルサイズは増えてしまいますが、別で画像を読み込む必要がないので高速化ができます。小さい画像を少し読み込みたいときなどに役に立つかもしれません。

アコーディオンの詳細のテキスト

/*開いときの中身のテキスト*/
  &_txt {
    padding: 32px;
    padding-top: 0;
    margin-top: 0;
    color: #222222;
  }

最後に詳細のテキストのスタイルを記述して、アコーディオンは完成です!

まとめ

以上、今回はCSSだけでアコーディオンを作る方法をご紹介しました。
HTMLの <details> , <summary>要素を使えば、実はシンプルに作ることができるアコーディオン!デザインも [open] 属性とデフォルトスタイルの打ち消しさえ実装してしまえば、かなりCSSでカスタマイズすることもできます。また、CSSで作っているため、非常に軽いのが特徴です。
ご興味がある方は試してみてください。

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