2019年12月7日
デザイン
【Figma】待望のAuto Layoutが登場!


はじめに
新しい技術にチャレンジし続けるpalanのアドベントカレンダーDay7です!
昨日は『AWE Nite Tokyo #6 「AWE EU 2019 Recap」』のイベントレポートについての記事でした。
本記事では2019年12月5日にFigmaに新しく導入されたAuto Layout機能についてご紹介します。
実際にAuto Layoutで何ができるのか、Auto Layoutについてもっと知りたい方に向けた記事になります。
なお、Figmaの公式ブログの記事、「Design more, resize less, with Auto Layout
」でも、Auto Layoutについて解説されているので、ご興味ある方はご覧ください。
Auto Layout機能とは
まずは、Auto Layoutについて簡単にご説明します。
Auto Layout (オートレイアウト) とは
「Design more, resize less, with Auto Layout」より
Figma内でのAuto Layoutの仕組み
Figmaでは、Auto Layoutを実現するにあたり、CSSのFlexboxモデルを踏襲しています。
例えば、Figma内でAuto Layoutを設定すると、その中のオブジェクトが縦、もしくは横方向に並ぶようになっています。
また、中身の全てのサイズに応じて、フレームの大きさも変わります。
Auto Layoutを設定したオブジェクトやグループは自動的にフレームになります
Auto Layoutが設定されているフレームにはpadding, 塗り、ストロークと独自の角丸を設定できるので、レイヤーを追加せずに、そのままそのフレームをボタンにすることもできます。
また、ボタン内のテキストを編集していると同じタイミングで、ボタン自体のサイズも自動的に変更されます。
Auto Layoutの設定方法
ボタンの場合
Auto Layoutを設定したいボタンを選択し、右サイドバーのAuto Layoutを追加する。
ショートカットキー、Shift + AでもAuto Layoutを追加することができます
ポイント
リストの場合
Auto Layoutを設定したいリストグループを選択し、右サイドバーのAuto Layoutを追加する。
リストではリスト内要素の入れ替え、追加、削除ができます
Auto Layout内の余白、方向の設定について
Auto Layoutを設定したフレーム内の横padding, 縦padding, それぞれのオブジェクト間の余白、そして方向も簡単サイドバーから変更が可能です。
リスト入れ替えのショートカット
Auto Layoutに要素を追加する際の挙動
Auto Layoutでは基本的に、作成したフレームよりも小さいものしか要素を追加できないようになっています。
ただし、「コマンド」キー(Windowsの方はCtrl)を押しながら入れると、大きい要素でも入るようになります。
この挙動はこれから通常のフレームにも適用されるので、覚えておくと良いでしょう
Auto Layoutの入れ子構造
また、Auto Layoutを入れ子にすることで、さらにカード内のテキストを追加したり、カードの移動を簡単にしたりすることができます。
こちらのサンプルでは、カードリスト、カード、ボタンのグループ、ボタンと合計4つのAuto Layoutが設定されています
まとめ
以上、今回2019年12月5日にFigmaに新しく導入されたAuto Layout機能についてご紹介しました!
設定の仕方から、様々な使い方、ちょっとしたショートカットキーなどAuto Layoutを使い始める際に役立つことをお伝えしました。
また、今回記事内でも紹介しているfigmaの公式「Figma Auto Layout playground」サンプルはこちらからダウンロードすることができます。
その他、ベーグリーでは他にもfigmaの記事をご紹介しているので、もしよければぜひご覧になってください。
最後に、さらに詳しく本アップデートについて知りたい方はFigmaの公式ブログをご覧ください。
「Design more, resize less, with Auto Layout」
Figmaのお仕事に関するご相談
Bageleeの運営会社、palanではFigmaに関するお仕事のご相談を無料で承っております。
zoomなどのオンラインミーティング、お電話、貴社への訪問、いずれも可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
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