2018年6月21日

デザイン

UIの統一性をモニターする話題のプラグイン、Toybox

目次

  1. はじめに
  2. Toyboxとは
  3. できること
  4. セットアップ
  5. 使い方
  6. まとめ

はじめに

デザインに統一性を持たせる、ということはデザインする際にデザイナーが気をつけることの1つです。デザインシステムなどもどんどん取り入れられている中、デザインに統一性を持たせることに対するアプローチも少しづつ考えられています。

また、「デザインの統一性」の定義自体もだんだんと意味が広くなってきています。単に同じ色やフォントを使うことだけでなく、UIレベルでも適切な場所に適切なUIが使われているのかというところも含まれてきています。

今回ご紹介するのは、そのデザインやUIの統一性をモニターするプラグイン、Roller by Toyboxです。

Roller by Toyboxは今月新しく発表された話題のプラグインです。
とはいえ、こちらのプラグインは使い方などが少し分かりにくいので、この記事ではRoller by Toyboxの使い方をメインにセットアップ方法やどういう風にデザインやUIの統一性をモニターできるのかを見ていきます。

Roller by Toybox とは

Roller by ToyboxはSketchファイルのLintツールのようなプラグインです。デザイン内に統一性がないところを探し出し修正案を提案してくれます。

早速プラグインをダウンロードされる方はこちらからどうぞ。
Roller by Toybox | Sketch plugin

使用した際のイメージはこんな感じです。

Toyboxに関するリンク集

現状はauto-lintingではなく、手動Lintでしか動かないですが、auto-lintingの方も開発中のようです。

できること

Roller by Toyboxでできることをご紹介します。

User Flowsの特徴は大きく5つあります。

Sketchファイルをスキャンしてくれる

RollerをSketchのプラグインとして入れるだけでデザイン全体をスキャンし、スタイルのトレンドなどをとってきてくれます。


Toybox Roller公式サイトより

作業しながら不統一性を感知してくれる

Rollerは作業をしながらでも動くため、リアルタイムのフィードやアラートを通知してくれます。スタイルガイドがなくても、Rollerはデザインのデータのトレンドなどからよく使われているスタイルなどをとってきてくれます。また、それと照らし合わせ今までのデザインと変わっているスタイルがないかを検知してくれます。



Toybox Roller公式サイトより

エラーを解消する

Rollerがエラーや不統一性を感知すると、自動的に変更をサジェストしてくれます。
自分で別のところからカラーをとってきたりする必要がないので、現状のワークフローをあまり邪魔せずにエラーや不統一性を解消することができます。


Toybox Roller公式サイトより

セットアップ

では、実際にセットアップしていきます。

ダウンロード、インストール

プラグインを下記リンクよりダウンロードします。
Roller by Toybox | Sketch plugin

ダウンロードしてきたzipファイルを解凍し、 toybox-roller.sketchplugin をダブルクリックしてSketchにプラグインをインストールします。

Rollerを開く

プラグインのドロップダウンメニューからRoller, Lintを選択し、Rollerを開きます。

ログイン

メールアドレスと確認用のメールアドレス(最新のバージョンは必要なし)を入力し、ログインします。
※ 入力が必要なのは最初の一回のみです。

以上で基本的なセットアップは終わりです。

使い方

セットアップができたらRollerの大まかな使い方の流れは以下です。

ステップ

  1. 1Lintをしたいカラーパレットを設定する
    (こちらは任意なので、設定しなくても大丈夫です)
  2. 2実際にLinterを走らせる
  3. 3Lint後の結果を確認する

それぞれのやり方をもう少し具体的に見ていきます。

カラーパレットを入れる

チェックしたい色などがあればあらかじめRollerにその色を設定することができるステップです。

こちらはあくまで任意のステップなので、デザインシステムがない方やとりあえず気軽にチェックしたい!という方はスキップしてOkです

ホームから右上のねじまきアイコンをクリックします。
4つの方法で色を追加することができますが、一番シンプルなのが、「My saved colors」です。こちらの「Hex value」に16進数で表した色を、「Color name」に色の名前を入力し、「Save New Colors」で保存できます。

そのほか、「import」では、Sketchの「Global colors」 や 「Document colors」をインポートすることができます。

「integrate」では、InVisionのDSMからカラーを読み込むことができます。

「upload」では、CSVやJSONファイルをアップロードして、色を登録することができます。

実際にLinterを走らせる

カラーの設定が終わったら(設定しない方は設定せずでOK)、左上の戻るボタンからホーム画面に戻ります。

「Lint Current Page」をクリックして、デザインをLintします。

Lint後の結果を見る

Lintが終わると、Sketchファイル内で使用している全ての色が見えるようになります。

Results: というところに設定画面で色を設定していた場合、その色以外のものが使われている箇所はERRORとして吐き出されます。

また、設定していない場合は、トレンド(TREND)として結果が吐き出されます。

それぞれの色をクリックすると詳細のビューが見れます

上からdetails, properties, suggestions,statsと表示されます。
また、その色が使われている場所を矢印キーでナビゲートすることができます。

suggestionsでは、その色に近い色で規則に沿ったものをサジェストしてくれます。

Statsでは、その色がどこで使用されているかという情報をわかりやすくチャートにしてくれます。

また、他の色と比較してその色がどれくらい使われているのか、などもとってきてくれます。

まとめ

以上、今日は話題のデザインUIの統一性をモニターするLinterプラグイン、Toyboxをご紹介しました!

スタイルガイドなどがすでに用意されているデザインの場合、エラーを吐き出してくれたりします。
また、そのデザインで使われている色の割合やそれぞれの色がどういう用途で使われているのか、視覚的にグラフにしてくれたり、数字を出してくれたり、自分のデザインを分析する上でも使えそうなプラグインだと感じました。

今後、こういったデザインLintツールがさらに増えたり、広まったりしていくのか、楽しみです。

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